綾乃賞続き

昨日の投稿の続きです。

と言うことで、ファミリーでの受賞、綾乃賞続きです。

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〈小5岸村紗知さん〉

「学校なんか行きたくない」

私は生まれて初めてこの言葉を口にしました。

私は、5月の運動会が無事終了した後、

水ぼうそうにかかり3日間学校を休みました。

1週間後に久しぶりに登校しました。

病院を受診してから登校したため、少しおくれて行きました。

教室に行くと、皆、「久しぶり!!」と声をかけてくれました。

しかし、Mちゃんだけが「お前、来んで良かったし。」と言いました。

私は軽く、「あっ、そう。」と流しました。

その時はまだ、このじょう談すら流せなくなるとは知らずに。

それから、数日後、私は授業後担任のK先生に頭痛と腹痛をうったえ、

保健室へと足を運びました。

運よく保健室には、昨年まで担任をしてくださっていたY先生がおり、

私の話を聞いてくださいました。

私達のクラスは、5年生になってからクラスの授業がいっぺんしました。

授業中にケンカが多くなり、MちゃんはK先生に反こうし、

自分の気にくわない人には悪口を言い、傷つけまくり、クラスのふいん気が悪くなりました。

Y先生は「それはありえない」と、共感してくださいました。

その日は、Y先生に話しを聞いてもらったことで、心が軽くなりました。

しかし、日に日に私の体調は悪くなっていき、ある日、早退することになり、

帰りの準備をしているとMちゃんが「お前、帰ると?ズル。」と言われ、

私は心を見えないナイフでつきさされた気がしました。

それからもMちゃんはクラスの友達も傷つけていきました。

そして、私は母に「学校に行きたくない。」とうったえました。

私は、入学した時から、学校を休むのがきらいでした。

母は私が「学校に行きたくない」といったことにとてもおどろいていました。

母は学校に行き、私のかわりにY先生と話してくれました。

次の日から私は保健室登校になりました。

でれる授業はでて、他は保健室で過ごしていました。

ある日、図工の授業に出て、授業が終わる前に

Mちゃんが他の人の作品をぬっていたので注意すると

「勉強をしないお前に言われたくない」と言われました。

その日、他の授業に出る予定でしたが、それがトラウマになり、保健室にいました。

そんなどん底に私がいるときに支えとなったのが、

Y先生と母が考案したクラスの子が手紙を書き、

先生に持ってきてもらうとういうシステムでした。

毎日手紙をもらい、暗闇に陽が差したような気がしました。

もうひとつは、母に教えてもらった、ホ・オポノポノでした。

「ありがとう、愛してる、ごめんなさい、許してください」

この4つの単語を並べただけのおまじないで、

私の学校生活は改善されていきました。

ケンカは少なくなり、夏休み前に私は無事に教室に戻ることができました。

ホ・オポノポノやCOCOemi魔法は、魔法ではなく、魔法以上のものではないかと思います。

私は、COCOemi魔法は一生の味方だと思いました。

最後になりましたが、第2回COCOemi誕生祭開催おめでとうございます。

これからも色んな人にCOCOemi魔法を知ってもらいたいと思います。

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さちちゃんが、

書くことで嫌なことを思い出してしまったのではないか、

書きたくないことも書いてくれたのではないか、

この作品を読んでそう思いました。

でも、ここにこうやって紹介してくれることで、

COCOemiの魔法を、ホ・オポノポノを知って、

救われるお友達がいるのではないでしょうか。

新学期が始まりました。

もしかしたら、学校に行けないお友達もいるかもしれません。

そんな時、紗知さんのこのエピソードが、

ヒントになると嬉しいです。

素敵なエピソードありがとうございました。

子どもの部に応募されたのですが、

あまりに素晴らしいのでファミリーでの綾乃賞受賞にさせていただきました。

代表 永露 江未子 連絡先:https://smappon.jp/tez4th15(すまっぽん)